ヘジン先生の前で、ジュノは突然愛の告白をしました。不意打ちの告白に戸惑うヘジン先生は、ジュノを突き放し、来週から始まるシウォン高校の授業に集中するように、風邪を引かないようにと体調を気遣う言葉でかわそうとします。ヘジン先生の態度を言い訳だと感じたジュノは、考える時間を与えると言い、返事を待つことにしました。

一方、ヘジン先生を待つ同僚たちは、先に帰ることにしました。ナム・チョンミ先生は皆を見送った後、タクシー代を節約するため、翌朝一番の地下鉄で帰ることにします。塾に戻ると、まだそこにいるヘジン先生を見つけ、理由を尋ねます。物音に気づいたジュノも、乾ききっていない服を著て出てきました。

ヘジン先生は、キム院長に会いに行ったこと、そしてジュノが川に落ちた経緯をチョンミ先生に説明します。チョンミ先生もお金を節約するために塾に泊まるつもりだと打ち明けると、ヘジン先生は一緒に家に来るように誘います。ジュノはヘジン先生と関係を進展させたいと思っていましたが、今はその時ではないと判断し、二人を見送ってから、風邪を引かないように著替えに戻ることにしました。

帰宅したジュノは、すぐにヘジン先生にメッセージを送り、自分の気持ちを伝えました。一方、チョンミ先生はヘジン先生とジュノの微妙な関係に気づき、秘密を守ると約束し、ヘジン先生にも塾に戻った本当の理由を黙っていてほしいと頼みます。ヘジン先生はチョンミ先生の誠実さに触れ、好感を抱きます。ジュノからの愛情あふれるメッセージに、ヘジン先生の心にも変化が生まれていました。

翌朝、ウ副院長からヘジン先生に電話があり、キム院長と連絡が取れないと告げられます。ヘジン先生はキム院長が二日酔いで起きられないのではないかと考え、ユン組長と一緒にキム院長の家に向かいます。キム院長はひどい状態でしたが、二人の助けで徐々に回復していきます。キム院長は再びヘジン先生に謝罪しますが、ヘジン先生の態度は変わりません。

ジュノに近づこうとする女性職員がいましたが、ジュノには気になる人がいるため断られます。チョンミ先生はジュノにチャンスを作るため、ヘジン先生の家の冷蔵庫が空っぽだとそれとなく伝えます。夜、ジュノは駐車場でヘジン先生を待ち、強引に運転手役を買って送っていきます。そして、家の前のスーパーで牛乳などを買い、ヘジン先生の家に入ります。

ヘジン先生は、チェ・ヒョンソの提案を受けるかもしれないとジュノに打ち明け、自分がいない間、追逐学院が混乱し、先生たちの間で自分の噂が広まるかもしれないと心配します。ジュノはヘジン先生に拒絶されているように感じますが、理由が分かりません。ヘジン先生はジュノに目標に集中するように、初恋に時間を無駄にしないように忠告します。ジュノは、かえって集中できないと言い、私生活も大切だと主張します。

翌日、シウが追逐学院を訪れ、ジュノに必要な資料を渡し、ヘジン先生の授業が今までで一番良かったと感謝の気持ちを伝えます。ヘジン先生は感動します。その後、ジュノはヘジン先生に、もし今の状況が変わったら、もう以前のように好きではいられない、男として見て付き合ってほしい、結果はどうであれ、好きだったという気持ちを覚えていてほしいと伝えます。ジュノの言葉を聞き、ヘジン先生は考えを変え、ジュノの気持ちを受け入れ、ここに残ることを決意します。翌日、ヘジン先生はチェ・ヒョンソに会い、好条件のオファーを正式に断りました。

第7話の感想

第7話は、ヘジン先生とジュノのロマンスが大きく進展する重要なエピソードでした。ジュノの不器用ながらもストレートな告白は、見ているこちらもドキドキさせられました。ヘジン先生は最初、仕事への責任感や周りの目を気にしてジュノの気持ちを受け入れられずにいましたが、彼の真剣な思いに触れるうちに、徐々に心を開いていく様子が繊細に描かれていました。

特に印象的だったのは、チョンミ先生の存在です。彼女はヘジン先生とジュノの関係を察し、二人の恋を応援するキューピッド役を担っていました。お金を節約するために塾に泊まるという彼女の行動は、一見コミカルですが、それが結果的にジュノに告白のチャンスを作り、二人の距離を縮めるきっかけとなりました。チョンミ先生のような、温かく見守ってくれる存在がいることで、二人の恋がより一層輝いて見えました。

また、ヘジン先生がチェ・ヒョンソの提案を最終的に断るシーンも印象的です。彼女は安定した将来と、ジュノとの恋の間で揺れ動きますが、最終的には自分の心に従い、ジュノを選びます。この決断は、ヘジン先生の成長と、ジュノへの強い想いを示すものでした。

つづく