ソンイの奇妙で気味の悪い元カレの話から始めましょうか。前話、ソンイはトイレの水漏れを訴えるため階上に行きました。ソンイの元カレがドアを開けると、とても魅力的な妻が彼の後ろに続いて現れ、ソンイは彼が話して妻を紹介するのを阻止するために彼の足を踏みつけました。
ソンイは恥ずかしさのあまり急いで立ち去り、家に帰ると床を転げ回りながら悔しがります。翌日、ソンイはエレベーターで元カレの妻にばったり会い、彼がどうしてこんなに魅力的な女性と結婚できたのか理解できません。
その後、ソンイは建物のジムでまたしても元カレにばったり会ってしまいます。そして、ここで事態は少し不気味な方向へ。元カレはソンイに近づきすぎて彼女の首に息を吹きかけながら、二人きりで会いたいと言います。うげぇ…。
今すぐシャワーを浴びに行きたくなる衝動を抑えるのは難しいですが、元カレの行動はさらに悪化します!ソンイは夜遅くに電話を受けますが、それは元カレからで、セックスレスの結婚生活を送っていると告げられます…気味が悪い!頭の中で警報が鳴り響いています。
かつての親友同士が再会する場面はこのエピソードのお気に入りのシーンの一つです。ソンイはこの地域に引っ越してきた時からずっと疎外感を感じていたこと、そしてその後、人生が崩れ落ちて、全てから取り残されたように感じていたことをハナに打ち明けます。
しかし、ハナについても少し知ることができます。人生の計画が変わり、結婚したハナは、複数の妊娠で何度も仕事を休む必要がないようにと、双子を授かることを期待して体外受精を行いました。ハナと彼女の夫の姿を見ると…フェイスマスクと足のマッサージをする二人の姿には笑ってしまいます!可愛いですね。
ハナは双子にも愛情を注いでいますが、人生は彼女に試練を与え、彼女は現在3人目の子供を妊娠しています。ハナは仕事で誰の助けも必要ないことを証明したいと思っていますが、もちろん彼女も一人ですし、いつもどこにでもいることはできません。上司と後輩が彼女をサポートしている様子は素晴らしいです。
一方、ソンイは幼稚園のママ友グループに常に誤解され、彼女についての噂はさらに広まっています。ママ友グループが店に来た時、ソンイの優しい上司キム・イェオンが彼女をかばい、オーナーのふりをしたため、ソンイは今やママ友グループの間ではコーヒーショップのオーナーということになっています。
ソンイは適切なタイミングで発言することができず、さらにトラブルに巻き込まれていきます。しかし、ママ友グループはハナの陰口を叩き、彼女が働きすぎで子供たちはいつも幼稚園に遅くまでいると言っています。これがソンイの背中を押して、彼女はハナに自分の全てを打ち明けます。
ハナとソンイが若い頃の友達のように振る舞う姿を見るのは嬉しいです。ハナとソンイはどちらも"はみ出し者"ですが、ママ友グループよりもずっと正直です。どちらのグループに属したいかと言えば、私は迷わずハナとソンイを選びます。
第2話 感想
「結婚はしていませんがバツイチです」第2話は、ソンイの複雑な状況とハナとの再会を中心に、より深く人間関係を描いたエピソードでした。ソンイの元カレの登場は、見ているこちらが恥ずかしくなるほどの気まずさと不気味さを伴い、彼女の繊細な心情を際立たせていました。セックスレスの結婚生活を告白する電話のシーンは、まさに鳥肌もの。視聴者にもソンイの不安や苛立ちがひしひしと伝わってきました。
一方、ハナは仕事と家庭の両立に奮闘するワーキングマザーの姿をリアルに描いていました。体外受精で双子を授かったという背景には、彼女のキャリアへの強い思いが感じられます。3人目の妊娠という予期せぬ出来事にも、前向きに立ち向かおうとする彼女の強さは、多くの女性視聴者の共感を呼ぶのではないでしょうか。夫との微笑ましいやりとりも、多忙な日々の中での癒しを感じさせ、二人の仲の良さが伝わってきました。
そして、このエピソードのハイライトは、ソンイとハナの再会。互いに孤独を抱え、周囲に馴染めないながらも、本音で語り合える二人の関係性は、見ていて温かい気持ちになりました。特に、ソンイが自分の境遇を全てハナに打ち明けるシーンは、二人の絆の深さを感じさせ、今後の展開への期待を高めました。ママ友グループの陰口や誤解など、周囲の雑音に惑わされず、自分らしく生きていこうとする二人の姿は、多くの視聴者に勇気を与えるでしょう。今後の二人の関係がどのように変化していくのか、そしてソンイは周囲との関係をどのように築いていくのか、ますます目が離せません。
つづく