ヒョシムの母親は、息子たちに甘く、ヒョシムが自分のお金を息子たちのために使ったことに激怒します。ヒョシムは精神的に追い詰められ、ミリに慰めを求めますが、うまくいきません。

ヒョシムは仕方なく闇金から借金をします。その後、バーで深酒をし、酔った勢いでテホに電話をかけ、意識を失ってしまいます。バーの店員から連絡を受けたテホは、急いでヒョシムを助けに行きます。

テホは意識不明のヒョシムをバーから連れ出しますが、どこに連れて行けばいいのかわかりません。テミンに連絡してヒョシムの住所を聞き出そうとしますが、テミンは自らヒョシムをウィチョン荘に連れて行きます。その後、テミンはウジュに電話をかけ、ヒョシムを家まで送るように頼みます。

翌朝、ヒョシムは被害者に送金し、ヒョジュンは釈放されます。その後、捜査官はヒョジュンに、ヒョシム、ミリム、スンソンが彼の釈放に貢献したことを話します。

一方、テホはヒョシムをウォーキングの練習に連れて行きます。練習後、テホはヒョシムに少し打ち解けたいと提案しますが、ヒョシムは何も答えずに立ち去ります。

ヒョシムが仕事から帰宅すると、ウィチョン荘の外でテミンが待っていました。二人は公園に行き、ヒョシムはテミンからもらったプレゼントを未開封のまま返します。テミンはヒョシムに自分の気持ちを告白し、誠意を見せるまで待つと言い、家に帰ってプレゼントを開けるように促します。

ウィチョン荘に到著したヒョシムは、テミンからのプレゼントを開け、高価なヘアバンドを見つけます。それはヒョシムに二人の最初の出会いを思い出させ、懐かしい気持ちにさせます。

翌日、ヒョシムはファッションショーの会場に到著します。彼女はテミンの前でランウェイを歩き、スギョンを悔しがらせます。エピソードの最後、ヒョシムは母親が手配した父親の葬儀に出席するため、急いで帰宅します。テホは彼女を止めようとしますが、ヒョシムは用事があると言い残し、会場を後にします。

第16話の感想

第16話は、ヒョシムが家族のために苦労する姿がまた描かれ、胸が痛む回でした。特に、母親にまでお金を使い込まれていたことを知り、絶望するシーンは見ていて辛かったです。闇金に手を出し、深酒をしてしまうのも無理はありません。そんなヒョシムを助けるテホの優しさが救いでした。

一方で、テミンもヒョシムに積極的にアプローチを続け、高価なプレゼントを贈ります。ヒョシムがそれを見て昔を思い出すシーンは、今後の展開を期待させます。しかし、ラストで父親の葬儀に向かうヒョシムをテホが止めようとする場面で終わり、次回の展開が非常に気になります。ヒョシムは家族の問題とどう向き合い、自分の幸せを見つけることができるのか、目が離せません。

つづく