ヒョシムは、急いでランウェイを終えて帰宅し、母が開いた父の法事に参加する。ヒョド、ヒョジュン、ヒョソンの3兄弟も同席する。
法事はソンスンが感情的に崩れる最後のきっかけとなる。さらに、兄弟たちはそれぞれのキャリアパスや、母を支えていないことについて口論になる。皆が互いを非難し始めた後、ヒョシムはついにその場を離れ、テラスで泣き崩れる。
一方、テミンとテホは家の庭で顔を合わせる。テミンはテホに、ヒョシムをランウェイに立たせたことを事前に相談しなかったと問い詰める。テホは、自分の部署とトレーナーに関する決定にテミンの許可は必要ないと告げる。
法事の後、兄弟たちの様子が描かれる。ヒョジュンは寮の部屋で、母の最近の癇癪の原因だと責められ、泣きじゃくる。ミリムは彼の泣き声を聞いて、彼を気の毒に思う。
ヒョドは、テヒと共同で開店したばかりの店に酔って現れる。そして、彼は事業から手を引く。さらに、その翌日、彼は共同生活をしているフラットで彼女にメッセージを残し、彼女の身を案じ、去っていく。彼は彼女から受け取った時計を売って、自分のビジネスを始めようとする。
TSフィットネスジムでは、ヒョシムがテホをトレーニングしている。テミンがトレーニングセッションにいないことは明らかで、スギョンもそれに気づいている。さらに、スギョンはトレーニング中にヒョシムとテホの親密さを目の当たりにし、ますます憤慨する。
その日の午後、スギョンはヒョシムに、クライアントに対して不適切だと詰め寄る。ヒョシムは弁明しようとするが、スギョンは彼女をさらに動揺させるだけだった。
その夜遅く、テホはバーへ飲みに行く。店に入ると、彼はヒョシムがひどく取り乱し、泥酔しているのを見つける。彼女は彼に10万ドルのことで泣き言を言い、彼は彼女を慰めようとする。その場面でエピソードは終わる。
第17話の感想
『ヒョシムの独立奮闘記』第17話は、家族間の葛藤と、それぞれのキャラクターの苦悩が深く描かれた回でした。ヒョシムが父の法事で家族と再会するシーンは、彼女の置かれている状況の厳しさを改めて感じさせます。兄弟たちの言い争いや、母ソンスンの感情の爆発は、見ていて胸が痛みました。
特に印象的だったのは、テホとテミンの対立です。ヒョシムを巡る2人の関係は、今後の展開に大きな影響を与えそうです。また、ヒョシムがトレーニング中に見せるテホとの親密さに嫉妬するスギョンの姿も、今後の波乱を予感させます。
つづく