第26話
ヒョシムが公園に到著すると、テホは大喜びし、二人はキスを交わす。その後、二人だけの時間を楽しみ、テホはヒョシムにセーターをプレゼントする。
ウィチョン荘への帰り道、ヒョシムは家族に優しさを利用された記憶に悩まされる。そして、テホ以外に自分のことを気にかけてくれる人はいないと気づく。
一方、ガウンはウジュが用意した食事を断り、物置に行ってしまう。心配したミョンヒは、ウジュにガウンの心のままにさせてやるべきだと説得し、ウジュはガウンの音楽活動を応援することにする。
翌日、テサンの部下たちは、ヒョシムがモデルイベントで見事な仕事をしたため、契約延長を検討するようテホに求める。テホはヒョシムに契約を1年延長すると告げ、テミンにもそのことを伝えるが、テミンは不満を抱く。
その後、ヒョシムは賃貸物件を探しに行き、テホにテサンとの契約にサインしたら母親の家を出るつもりだと告げる。そして、テホの支えに感謝の気持ちを伝える。
一方、ミリムは番組の役を得て、ヒョジュンと喜ぶ。ヒョドとテヒは、母親の仮対を押し切り、テヒのアパートで結婚式を挙げる。
エピソードの最後に、ヒョシムは実家に戻り、母親に家を出ることを告げる。
第27話
ヒョシムは母親に家を出ると告げるが、ソンスンはヒョシムを引き留めようとする。しかし、ヒョシムは決意を固め、自分の部屋に戻る。
翌朝、ヒョシムはテホをトレーニングしながら、母親のことを打ち明ける。テホは家を出るのが正しい決断だと励ます。その後、ヒョシムはテミンに何かおかしいと感じていることをテホに話すが、テホは自分の問題を優先するように言う。
その日の午後、テミンはスギョンを訪ね、日曜日に結婚する準備ができていると告げる。結婚してもスギョンのものにはならないと警告し、結婚への無関心を明らかにする。しかし、スギョンはそれでもテミンと結婚できることに興奮している。
夜、ソンスンは子供たちを集める。ソンスンはヒョシムに家を出てほしくないが、ヒョソンはヒョシムの選択を支持し、ヒョジュンはもう少し待ってほしいと頼む。ヒョドは中立の立場を保つ。ヒョシムは泣きながら家を出て、もう頼ることはできないと家族に告げる。
その後、ヒョシムはテホに会い、テホは彼女を励まし、気分を良くする。同じ日の夜、テミンはヒョシムに結婚することを告げ、ヒョシムへの気持ちを伝え、結婚することを謝罪する。ヒョシムは彼を励まし、幸せになるべきだと言う。
翌日、テミンはスギョンと結婚式を挙げる。一方、ヒョシムは自分のアパートに向かう。ソンスンはヒョシムを止めようとするが、ヒョシムは週末には会いに来ると言って、家を出ていく。エピソードの最後で、ソンスンは家から走り去るヒョシムを追いかける。
第26-27話の感想
「ヒョシムの独立奮闘記」第26-27話は、ヒョシムの独立への決意と、それを取り巻く家族の仮応が中心に描かれています。家族のために自己犠牲を続けてきたヒョシムが、ついに自分の人生を歩み始める姿は感動的です。特に、テホがヒョシムを支え、励ますシーンは心温まります。
しかし、母親ソンスンの過度な依存と感情的な態度は、見ていてストレスを感じる部分もあります。ヒョシムの独立を応援する一方で、ソンスンのような「毒親」の存在は、現実社会にも通じる問題提起とも言えるでしょう。
また、テミンとスギョンの結婚は、テミンのヒョシムへの想いが断ち切れないまま進んでおり、今後の波乱を予感させます。ヒョシムとテホ、テミンの三角関係も、物語の重要な要素として展開していくでしょう。
つづく