第30話
前回の出来事がきっかけで、テホは精神的に不安定になります。その理由は、看護師から聞いた、ミョンヒが別荘に監禁されていた間にスッヒャンから受けていた仕打ちでした。
ヒョシムの家を訪れたテホは、酔っ払って彼女の腕の中で泣き崩れます。ヒョシムは彼をベッドで寝かせ、自分は機でうたた寝をします。
翌朝、ヒョシムはテホに何があったのか尋ねますが、彼は口を閉ざしたままです。
一方、テヒとヒョドは婚姻届を提出し、チキンを食べてお祝いします。
ソンスンは、クッスンに自分がソファーで寝ている写真を撮ってもらい、ヒョシムに「具合が悪い」と嘘をついて写真を送ります。しかし、ヒョシムはソンスンがドーナツを食べながら歩いているのを目撃してしまいます。
翌日の取締役会で、テホはテミンの副会長昇進に仮対意見を述べ、スッヒャンを激怒させます。
その夜、ヒョシムとテホはアイススケートに行きます。テホはヒョシムにスケートを教え、二人は親密な時間を過ごしますが、テホは泣いていた理由を明かしません。
エピソードの終わりに、テホは帰宅途中にスッヒャンと出くわします。スッヒャンはテホがテミンの邪魔をしていると責めますが、テホはスッヒャンが自分を家族と思っていないと言い放ち、その場を去ります。
第31話
スケートを楽しんだ後、テホとヒョシムはヒョシムの家に行き、ヒョシムはテホにカレーを作ります。
一方、ソンスンはヒョソンにヒョシムの家の住所を尋ねます。ヒョソンは最初はためらいますが、最終的に教えます。
その後、ソンスンが突然ヒョシムの家を訪ねてきます。ソンスンはテホがいることに激怒し、彼を侮辱して追い出そうとします。ヒョシムは気分転換にジョギングに出かけ、そこでテミンと出会い、気まずい会話をします。
ヒョシムが帰宅すると、テホが待っていました。ヒョシムはテホを家に招こうとしますが、テホは先に母親に会いたいと言います。
翌朝、ソンスンはヒョソンにヒョシムとテホが付き合っていることを話します。ヒョソンはヒョシムに会いに行き、テホとの関係を終わらせるように促します。
一方、テヒはヒョドを母親に会わせ、結婚したことを告げます。しかし、ジンスが現れ、ヒョドを殴ります。
ミリムはオーディションの後、酔って帰宅し、ヒョジュンにキスをします。
エピソードの最後に、ヒョシムはテホを母親に会わせます。ソンスンはテホの経済状況を尋ねて仮対しますが、テホは話をそらします。
ヒョシムとテホがウィチョンヴィラを去るとき、ミョンヒが二人を目撃し、ヒョシムがテホと付き合っていることを知ります。
第30-31話 感想
第30話と第31話は、テホの心の葛藤と、ヒョシムを取り巻く家族関係の変化が描かれた回でした。テホがスッヒャンから受けた過去の仕打ちを知り、涙するシーンは胸が痛みました。ヒョシムに心を開きつつも、まだ全てを打ち明けられないテホのもどかしさが伝わってきます。
一方、ヒョシムの家族は相変わらず騒動の中心です。ソンスンの嘘や、ヒョソンとテヒの結婚、そしてミリムの突然のキスなど、予測不能な展開に目が離せません。
特に、ヒョシムとテホの関係をめぐるソンスンの仮対は、今後の大きな障害となりそうです。テホがヒョシムの母親に経済状況を尋ねられ、言葉を濁すシーンは、二人の未来に暗雲が立ち込めることを予感させます。
つづく