第32話

ヒョシムとテホがウィチョンヴィラで話しているのを、ミョンヒとクッスンが遠くから見ています。ヒョシムはテホに、母親がお金目当てで近づくかもしれないので、自分の財産や地位について話さないでほしいと頼みます。テホは最初は仮対しますが、最終的には承諾します。

テホが去った後、ヒョシムは母親の家に戻ります。ヒョシムはソンスンに、テホに対する無礼な態度を恥じるように言います。ソンスンはまたしても被害者ぶりますが、ヒョシムはもう訪ねないと告げて去ります。

翌日、ヒョシムはジムでテホを厳しく指導します。二人が親密な雰囲気になりかけた時、ガヨンがそれを見て立ち去ります。

一方、スギョンはテミンが自分を無視し、前夜遅くまで外出していたことに腹を立てます。しかし、テミンは彼女と過ごすことを拒否します。スギョンはテミンに、テホが彼の家族の過去を調べており、自分がそれを止められると伝えます。

ウィチョンヴィラでは、ウジュがガオンのキャリアを全面的にサポートしています。同時に、ヒョドはスキャンを口説こうとしますが、彼女は彼の努力を無視します。

ミリムは、ヒョジュンを連れてモーテルに行き、自分の演技デビューを見せようとします。しかし、監督は彼女のシーンをカットし、ミリムは打ちのめされます。ヒョジュンは彼女を慰めます。

テホはヒョシムを両親の墓参りに連れて行き、その後、彼女をショッピングに連れて行きます。テホがヒョシムをアパートに送り届けた時、元刑事が電話をかけてきて、ジンボムが両親の死の主な責任者であると非難します。

エピソードの最後に、テホはオフィスを訪れ、予期せずテミンと出くわします。テホは受け取った知らせについてテミンに立ち向かい、エピソードはそこで終わります。

第33話

前回の最後、テホが父親による両親殺害についてテミンに詰め寄ったところから始まります。二人のいとこの間で乱闘が勃発します。さらに、テミンはテホにテサンを辞めて家を出るように主張します。

その後、テミンはヒョシムのアパートを訪れます。彼は礼儀正しく頼み、彼女は彼を一晩泊めることに同意します。彼女が彼の傷について尋ねると、彼はテミンと喧嘩したこと以外、多くを語りません。

一方、ヒョジュンとミリムはホテルの部屋で目撃されます。女優デビューの失敗に打ちひしがれるミリムをヒョジュンが慰め、二人は親密になりキスをします。

真夜中に、クッスンは財布をなくしてヒョシムに連絡します。その後、ヒョシムはクッスンの財布探しを手伝うためにウィチョンヴィラに急行します。ウィチョンヴィラを出る際、ヒョシムはソンスンと出くわします。ソンスンはかんしゃくを起こす代わりに、ただヒョシムに気をつけるように言い、ヒョシムは非常に合理的で落ち著いていると感じます。

翌日、ヒョシムがテホと付き合っているというニュースがTSフィットネスのスタッフに広まります。彼らは上司に報告すべきかどうか議論しています。テサンでは、テミンがテホが警察に行き、両親の死を再調査するように頼んだことを知ります。

ヒョドの結婚について聞いたソンスンは、彼の職場を訪れます。スキャンも現れて状況はエスカレートし、二人の女性の間で口論になります。スキャンが去ると、ヒョドはソンスンを無知だと非難し、彼女を打ちのめします。

次のシーンでは、ソンスンがレストランで皿洗いのアルバイトをしています。給料を受け取った後、彼女はカフェを借りるために不動産屋に行きます。

エピソードが終わる直前、テホはソンスンにセーターを渡すためにウィチョンヴィラを訪れます。彼女は家にいないので、彼は帰ろうとします。しかし、彼が去ろうとした時、ミョンヒが彼に叫び、エピソードはそこで終わります。

第32-33話の感想

『ヒョシムの独立奮闘記~恋と人生は私のモノ!?~』の第32話と第33話は、ヒョシムとテホの関係が深まる一方で、家族間の葛藤も激化する展開でした。

テホはヒョシムに自分の家族の秘密を打ち明け、ヒョシムもまた、母親ソンスンとの関係に悩みを抱えながらも、テホとの未来を真剣に考え始めています。しかし、ソンスンの相変わらずの言動や、テホの家族の過去にまつわる問題が、二人の関係に暗雲を立ち込めます。

特に印象的だったのは、テミンとテホの対立です。兄弟間の確執が表面化し、暴力沙汰にまで発展するシーンは、今後の展開を大きく左右する重要なポイントだと感じました。また、ヒョシムの家族それぞれの問題も同時進行で描かれており、ヒョジュンとミリムの関係、ヒョドとスキャンの結婚騒動など、見どころ満載でした。

つづく