テホは、生き別れていた祖母ミョンヒと再会し、感動の抱擁を交わす。ミョンヒはテホに、自分の現状は息子夫婦のせいであること、そしてヒョシムのような素敵な人と付き合えて安心したと告げる。しかし、ミョンヒはこの秘密を誰にも、特にウィチョンビラの住人には明かさないようにとテホに忠告する。
テホはヒョシムの家を訪れ、彼女を抱きしめる。ミョンヒが祖母であることは明かせないものの、ヒョシムへの感謝の気持ちを伝え、大丈夫だと励ます。
一方、テサングループでは、テミンが理事会で副会長に昇進する。テホはテミンのオフィスを訪れ、会長就任を阻止すると宣戦布告する。
テミンの冷たい態度に我慢できなくなったスギョンは、父親であるTV LivのCEOに離婚を勧められる。ミョンヒもTV LivのCEOに接触し、味方につけようとする。
ソンスンは自立を目指し、クッスンと共にカフェを開業する。ヒョソンは心配するが、ソンスンは自分の道を歩む決意を固める。
TSフィットネスでは、ヒョシムとテホの関係が噂になる。ヒョシムは同僚にテホには内緒にするよう頼むが、事態は急速に悪化し、オーナーとの面談を求められる。
そんな中、テホはルビーとイ・フィリップに初めて紹介される。ルビーはテホに、ヒョシムとの関係や彼女を好きになった理由など、厳しい質問を投げかける。
第35話
TSフィットネスのオーナーは、ヒョシムとテホの関係を問い詰める。ヒョシムはジムの規則を破ったことを認め、退職を申し出る。しかし、オーナーはテホの財力を考慮し、ヒョシムに働き続けるよう説得し、便宜を図ろうとする。それでもヒョシムは、プライドを守るためにジムを辞めることを決意する。
ミリは引っ越しの準備を進め、ヒョジュンは止めようとするが、ミリは彼に書き置きを残して去る。
ミョンヒはTV LiveのCEOと会い、彼の過去の過ちを問い詰める。そして、ミョンヒへの協力を求める。一方、ミョンヒとジンスは、テホを囮にしてテミンを会長にする計画を立てる。
スギョンは突然ジムに現れ、ヒョシムがテミンとの結婚を壊したと非難し、彼女を平手打ちする。ヒョシムも仮撃し、他の従業員がスギョンを止める。その後、ヒョシムは辞表を提出し、ジムを去る。
ヒョシムはアパートに戻り、泣きそうになるが、気を取り直してテホが買ってくれたプレゼントを持って母親の新しいカフェを訪れる。ソンスンはヒョシムの顔の傷を見て、彼女を慰め、やり返したことを褒める。
同じ頃、テホはテサングループで資金横領の疑いで逮捕される。
「ヒョシムの独立奮闘記~恋と人生は私のモノ!?~」第34-35話 感想
34話、35話は、ヒョシムとテホの関係が大きく動き出すとともに、周囲の人々の人間模様も複雑に絡み合い、目が離せない展開でした。
まず、テホが祖母との再会を果たすシーンは感動的。しかし、喜びも束の間、祖母の置かれた状況や家族間の確執が明らかになり、テホの苦悩が深まります。ヒョシムへの感謝と愛情を伝える姿は切ないですが、2人の絆がより一層強まったように感じました。
一方、テサングループの権力争いは激化。テミンは副会長に就任するも、テホの宣戦布告により、今後の展開が気になります。スギョンの離婚問題や、ミョンヒの策略など、ドロドロとした人間関係も見逃せません。
自立を決意したソンスンのカフェ開業や、ヒョシムとテホの関係が噂になるなど、主人公たちを取り巻く環境も大きく変化。特に、ヒョシムが理不尽な理由で退職を迫られるシーンは、見ていて辛かったです。しかし、スギョンに仮撃し、自分の意思を貫く姿は、彼女の成長を感じさせました。
つづく