38話
ウィチョン・ヴィラでテミンは祖母ミョンヒと再会する。ミョンヒはテミンに、彼の両親の悪事を打ち明け、父がテホの父の死に関与している可能性を示唆する。しかし、テミンは両親を告発することを拒否する。
一方、テホは拘置所内で捜査官と協力し、スクヒャンを罠にかける計画を立てる。翌日、保釈されたテホは記者会見で、叔母が複数の詐欺に関与し、祖母を拉緻したと告発する。
ヒョシムは母ソンスンのカフェを訪れ、ソンスンはテホについて尋ね、ヒョシムの気持ちを確かめようとする。そして、ソンスンはヒョシムにテホを夕食に招待するよう頼む。
テサンを訪れたテホは、ヒョソンが解雇されたことを知る。テホはアルバイトをしているヒョソンに連絡し、すぐに復職させると約束する。ヒジュはヒョソンの様子がおかしいのではないかと心配し始める。
ミリムが引っ越した後、ヒョジュンは賃貸アパートに住み続けるのが難しくなり、母の家に戻る。テホはヒョシムのアパートを訪れ、パスタを作る。ヒョシムはテホに、母が彼を夕食に招待していることを伝える。
翌日、ミリムはウィチョン・ヴィラにいるヒョジュンを訪ね、妊娠したことを告げる。ヒョジュンは最初は戸惑うが、二人は現実を受け入れ、子供を産むことを決意する。
ソンスンはミリムの妊娠を知り、ヒョシムとテホが現れたため、彼女の叱責は中断される。ヒョシムはテホに祖母の家で待つように頼むが、テホが彼女のアパートを訪ねても、彼女はそこにいない。
その後、ミョンヒが靴屋にいる息子ジンボムを訪ね、「なぜ弟を殺したのか」と問いただすシーンで終わる。
39話
ヒョシムはヒョジュンがミリムを妊娠させたことを叱責する。最初は怒るヒョシムだが、考えた末に、最終的には受け入れる。ミリムはヒョジュンの司法試験勉強を助けるために、彼の家に滞在する。ソンスンはヒョジュンに高い期待を抱いているため、状況を受け入れがたい。
一方、テホはジンボムとスクヒャンが詐欺を犯し、両親を殺害し、祖母を誘拐したと主張する。テミンはテホと交渉し、説得しようとするが、テホは家族のために正義を追求することを決意している。
テヒはヒョドが家族に近づこうとしていることに激怒し、離婚に対する考え方を変える。しかし、彼女はヒョドに、家族から離れて、何も期待しないようにという最後の警告を残す。
ヒョソンは配達員としてのアルバイトを続けている。ヒョドが経営するチキン店が配達先の一つとなり、ヒョドはヒョソンに店で働くことを提案する。しかし、ヒョソンはそれを断り、互いに頼るべきではないと言う。
その夜、ソンスンは再び夫の法事を行う。そのため、家族全員が強製的に参加させられる。ヒョジュンはミリムを妊娠させたことを謝罪するが、ミリムは生きている人の法事をするのは不適切だと説明する。そして、刑事捜査官とのコネがあると主張し、夫を見つける手助けを申し出る。
ジンボムが再び発作を起こし、テミンは深く動揺する。彼は再びジンボムに、テホの父を殺したのかどうか尋ねるが、ジンボムは再びパニック発作を起こす。その後、テミンはジンスに出会う。ジンスは彼に、家族の秘密を全て知っているわけではなく、ミョンヒが危機の発端であったことを明かす。
その後、テミンはウィチョン・ヴィラを訪れて祖母に会い、テホに家族に逆らわないように話してほしいと頼む。ミョンヒはテミンに、テホにはそうするだけの理由があると告げる。エピソードの最後に、ミョンヒはテミンに、テホは弟なのだから優しくするように促す。
『ヒョシムの独立奮闘記~恋と人生は私のモノ!?~』38-39話 感想
38-39話では、物語が大きく動き出し、それぞれのキャラクターの感情が複雑に絡み合います。テミンは祖母から衝撃的な真実を聞かされながらも、なお家族を守ろうとする姿が印象的でした。一方、テホは叔母への復讐と家族の真実を明らかにしようと決意を固めます。
ヒョシムの家族にも大きな変化があり、ミリムの妊娠という予想外の出来事が、家族の関係を揺さぶります。特に、ヒョシムが最初は怒りながらも、徐々に状況を受け入れていく様子は、彼女の人間的な成長を感じさせます。
また、テホとヒョシムの関係も進展し、ヒョシムの母ソンスンがテホを夕食に招待するなど、二人の距離が縮まっていく様子が微笑ましいです。しかし、家族の問題が次々と起こり、二人の関係にも影響を与えそうでハラハラします。
つづく