ヒョシムはミョンヒを訪ね、家族について個人的な質問をします。ミョンヒは息子夫婦の問題が原因で家を出たことを説明し、ウィチョンヴィラのテラス付きの部屋を借り、良き隣人になると約束します。

一方、テホは偶然テミンと出会います。テホはテミンの家族に不審な点を感じ、祖母について問い詰めます。

翌朝、テホはヒョシムの指導を受けるためにジムへ行きますが、ヒョシムは体調を崩し欠勤。代わりに新しいトレーナーがテホを担当します。

その日の午後、ヒョシムは闇金業者を訪ね、ヒョドの借金の一部を返済します。その後、テヒと一緒にいるヒョドに連絡を取ろうとします。

ヒョシムは、父が母と自分を置いて出て行った日のことを思い出します。バスステーションでの出来事、そして父が家族を残してバスに乗って去って行ったことを。

その後、ヒョシムは以前通っていた大学を訪れ、かつてのコーチに再会します。コーチは彼女が最高の教え子だったと話し、コーチとしてのキャリアを考えるよう勧めます。

テホはヒョシムの体調を心配して電話をかけます。ヒョシムはテホに対して、過去の経緯から受動攻撃的な態度を見せます。その後、テミンから体調を気遣うメッセージが届き、ヒョシムはテミンに会うことにします。

テミンは仕事を中断し、ヒョシムに会いに行きます。ヒョシムは、なぜ電話をかけたり、食事に誘ったり、メッセージを送ったりするのかとテミンに怒りをぶつけます。彼女は、自分のことで手一杯で、彼といとこのゲームに付き合っている時間はないと言います。

テミンは気分転換に誘い、公園で一緒に過ごします。しかし、ヒョシムが帰宅すると、ミョンヒとクッスンが部屋の掃除をめぐって言い争いをしています。

テミンは父ジンボムの部屋を訪ねます。ジンボムはテミンに祖母の真実を明かし、ミョンヒが自分たちの名誉を傷つける前に一緒に探すよう懇願します。

第8話の感想

第8話では、ヒョシムの家族に対する献身と、それゆえの苦悩がより深く描かれました。特に、父親が家族を捨てた過去の回想シーンは、ヒョシムの心の傷の深さを物語っており、胸が痛みました。

そんな中、ヒョシムはテホとテミン、2人の男性の間で揺れ動きます。テホへの受動攻撃的な態度は、過去の関係から来る不信感の表れでしょう。一方、テミンからのアプローチには戸惑いながらも、彼の優しさに触れ、少しずつ心を開いていく様子が伺えます。

また、テミンの父ジンボムが明かした祖母の真実は、今後の展開に大きな影響を与えそうです。ミョンヒを探すというジンボムの懇願は、テサングループ内の権力争い、そしてヒョシムとテホ、テミンの関係にも波乱を予感させます。

つづく