ペク・ヨンオクは、実はペク・リスの娘であり、幼い頃はソン・ジェフンと同じ訓練キャンプにいた。ジェフンはヨンオクに優しく接してくれた唯一の人物だった。
現在、ジェフンの部下たちはヨンオクを始末したと主張するが、ジェフンは信じない。ヨンオクとロイドはテロリストから逃れ、川岸にたどり着く。ヨンオクは肋骨に銃弾を受け負傷していた。
市長の関係者は二人を見つけるために部隊を派遣する。一方、ロイドは悪夢を見ている様子のヨンオクを懸命に看病する。ヨンオクの父親は高官だったが、彼女が子供の頃に連れ去られたことが明らかになる。
仲間たちがヨンオクを運ぶロイドを見つける。次のシーンでは、ロイドは病院で目を覚まし、所属事務所のCEOがベッドの隣にに座っている。ロイドは対テロ訓練に配属されたことに不満を抱いている。
ヨンオクは以前出会った詐欺師二人組を病院で見つけ、薬を10本くれと頼む。彼らは100万ウォンを要求する。
そこにロイドが現れ、詐欺師たちを呼び止める。彼は薬を彼らから取り上げ、効果があれば10倍の金額を支払うと約束する。しかし、もし自分が病気になったら、彼らの個人情報をファンに漏らすと脅す。
詐欺師たちはロイドが薬を飲むのを止め、逃げ出す。ヨンオクはロイドに余計なことをするなと怒る。ジェフンが病院に現れ、ヨンオクを抱きしめる。
第4話
ヨンオクとジェフンは10年ぶりに再会し、ロイドを置いて二人だけで話をする。ヨンオクは、ジェフンが任務中に重傷を負い、軍隊を去らなければならなかったことを知る。ロイドは二人の会話を盗み聞きしようとし、邪魔をしてしまう。
弁護士のソ・ヒジがロイドの依頼で彼のもとを訪れる。ロイドは、自分が調達した銃は偽物だったが、所属事務所が不法武器所持の件を利用して、彼を対テロ部隊に留めようとしていると説明する。ヒジは、もしヨンオク(武器が偽物であることを知っている)が証言すれば、ロイドが広報支援隊に異動できるかもしれないと言う。
ヨンオクを最後の頼みの綱として、ロイドは彼女に証言するよう説得するが、彼女は拒否する。ジェフンはロイドの命を脅かすことでソンイを捕まえる罠を仕掛ける。
ヨンオクとの ಮತ್ತೊಂದು口論の後、ロイドは二人の水中キスを夢見て混乱して目を覚ますが、ヨンオクはまた悪夢を見ていた。彼は彼女が眠れるようにと心配人形を渡すが、彼女は彼の手を掴む。心配したロイドは彼女のベッドのそばに座り、やがて眠ってしまう。
目を覚ました後、ヨンオクはロイドが彼女に手を握られたと言うのを信じようとしない。その後、部隊の兵士二人がミレの祖母の食堂を訪れ、そのうちの一人を見て、ミレの祖母は涙ぐむ。病院では、ヨンオクは医者の言うことを聞かず、外出の準備をする。
ミレのスクールバスで、クラスメートたちは彼女の母親について尋ね始め、ミレを困らせる。ヨンオクは祖母と一緒にミレのバスを待つ。ミレはヨンオクを見て喜び、「お母さん」と呼ぶ。ロイドはこっそりヨンオクの後をつけ、この秘密を知る。
ヨンオクは任務に戻る準備をしているところをロイドに見つかる。二人は小競り合いをしながら、ヨンオクはロイドを部隊に連れ戻そうとする。しかし、ロイドは彼女に治療を終えるように説得し、二人は病院に戻る。病院のすぐ外で、ソンイが撃たれ、第4話は終わる。
第3-4話の感想
『マイ・ミリタリー・バレンタイン』の第3話と第4話は、ロイドとヨンオクの関係が急展開し、さらにヨンオクの過去や秘密が明らかになるなど、物語が大きく動いた回でした。
第3話では、ヨンオクの負傷とロイドの看病を通して、二人の距離が縮まります。特に、ロイドがヨンオクの過去の悪夢を知り、彼女を思いやる姿は印象的でした。また、詐欺師とのやり取りや、病院でのジェフンとの再会など、コメディ要素とシリアスな展開がバランス良く描かれていました。
第4話では、ヨンオクとジェフンの関係、そしてミレの存在が明らかになり、物語に深みが増しました。ロイドがヨンオクの秘密を知り、彼女を守ろうとする姿勢は、彼の成長を感じさせます。一方で、ヨンオクが頑なにロイドを遠ざけようとする理由や、ミレとの関係など、今後の展開が気になる要素も多く、目が離せません。ラストシーンでのソンイの銃撃は衝撃的で、次回の展開が非常に気になります。
つづく