ストーリー
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のパク・ウンビン × 忠武路のベテラン俳優ソル・ギョング主演！
かつて天才外科医として将来を嘱望されていたチョン・セオク(パク・ウンビン)は、指導教授であるチェ・ドクヒ(ソル・ギョング)との争いが原因で、教授殺害の容疑を着せられ医師免許を剥奪されてしまう。人生のどん底に突き落とされた彼女は、闇の世界で違法な医療行為を行う「闇医者」として生きていた。
ある日、セオクを地獄に突き落とした張本人であるドクヒ教授が、彼女の前に現れ、自分の命を救ってほしいと懇願する。ドクヒは、セオクを「医学界の未来」と称賛する一方で、彼女を裏切り、人生を狂わせた張本人でもあった。
葛藤の末、セオクはメスを握ることを決意する。手術台を挟んで対峙する、かつての師と弟子。セオクのメスは、命を救うためのものなのか、それとも復讐のための凶器なのか…。
＜作品の見どころ＞
- 医療ドラマの常識を覆すダークな世界観: 華やかな医療現場の裏に隠された、権力闘争や人間の暗部を描く。セオクは、裏社会の人間たちの手術を請け負い、金と引き換えに命を救う。その行為は、医者としての倫理観を揺さぶり、彼女自身を蝕んでいく。
- 師弟関係の愛憎と葛藤: セオクにとってドクヒは、憧れの存在であり、同時に自分を陥れた憎むべき相手。過去の回想シーンでは、ドクヒがセオクにメスの握り方を教えるなど、温かい師弟関係が描かれる。しかし、法廷での対決、そしてドクヒの裏切りによって、二人の関係は愛憎渦巻くものへと変貌する。
- 実力派俳優たちの競演: 純粋な新人弁護士から闇医者へと変貌を遂げるセオクを演じるパク・ウンビンの演技は圧巻。一方、ソル・ギョングは、表向きは温厚な教授でありながら、裏では冷酷な顔を持つドクヒを見事に演じている。
- スピーディーな展開: 全8話の短編ドラマで、各エピソードで一つの手術が描かれる。手術シーンのスリルと、セオクとドクヒの過去に隠された真実が徐々に明らかになるサスペンス要素が絡み合い、視聴者を飽きさせない。
＜テーマ＞
本作は、医療の暗部を通して、「天才の狂気」を描く。セオクの脳への執着、ドクヒの権力への執着は、「人を救う」という医師の使命感を歪め、狂気へと変えていく。
「我々は神ではない。しかし、常に神を演じている」という劇中のセリフは、医療倫理の境界線が曖昧になった世界で、命の価値を問う、重厚なテーマを提示している。
このドラマは、2025年3月19日にDisney+で配信開始された。
ネタバレ
キャスト、登場人物
チェ・ドクヒ
ソル・ギョング
チョン・セオク
パク・ウンビン
ソ・ヨンジュ
ユン・チャニョン
ハン・ヒョンホ
パク・ビョンウン
