都承旨は牢獄に繋がれ、陰謀を企てた役人は勝ち誇った様子で牢を訪れます。都承旨は自分を陥れたのが誰なのかを悟ります。
一方、チュンサムは死刑執行人になりすまし、ホン・ダインの処刑場へ。ソン・イギョムはホン・ダインを救出し、観察史を人質に城外へ連れ出します。そこでホン・ダインは、涙ながらに自分がフィヨングンの娘であることを告白します。
ソン・イボムは民衆のための食糧を私腹を肥やす観察史を懲らしめるため、輸送隊を襲撃しますが、殺生は禁じます。部下は観察史を殺すべきだと主張しますが、ソン・イボムは拒否。揉み合っている間に観察史は逃げ出し、駆けつけたソン・イギョムと鉢合わせます。観察史はソン・イギョムに山賊に襲われたと嘘をつき、その隙に逃走します。ソン・イボムは顔を隠していましたが、ソン・イギョムは兄だと気づきます。
ソ・ヨンは観察史の屋敷に押し入り、問答無用で斬り殺します。
ソン・イボムの部下は、以前下男に扮していたソン・イギョムを怪しみ、捕らえます。ソン・イギョムは自分が役人であることを明かし、謀反の証拠となる手紙を要求します。ソン・イボムのとりなしもあり、手紙はソン・イギョムに渡されます。
しかし、ソン・イギョムが手紙を持って立ち去ろうとしたその時、遠くから矢が放たれ、ソン・イギョムは倒れます。ソ・ヨンが現れ、手紙を奪い取ります。
第12話 感想
暗行御史第12話は、息詰まる展開の連続で、まさに手に汗握る回でした。陰謀、アクション、そして家族のドラマが複雑に絡み合い、物語はクライマックスに向けて加速していきます。
まず印象的なのは、ソン・イギョムの機転と覚悟です。死刑執行人になりすましてホン・ダインを救出する場面は、まさに鮮やか。観察史を人質に取り、真実を聞き出すなど、冷静ながらも大胆な行動で窮地を乗り越えていきます。そして、兄・ソン・イボムとの再会。互いの立場は違えど、民衆を想う気持ちは同じであることが感じられ、胸を打つものがありました。しかし、クライマックスで放たれた矢によって倒れるシーンは衝撃的。ソ・ヨンの冷酷さとともに、今後の展開への不安をかき立てます。
つづく