ホン・ダインは役人に追われ、ソン・イギョムは彼女を連れて都を脱出し、追手を振り切った。ダインは改めて自分が暗行御史団に加わったことをイギョムに告げる。イギョムはダインを妓生だとばかり思っていたが、都承旨の命令で仕方なく同行を承諾する。

三人は山を越え、夜には野宿をする。夜更け、ダインは水浴びをしていたが、同じく水浴びに来たイギョムと鉢合わせてしまう。驚いたダインは水中に身を潜める。イギョムはしばらく水浴びをした後、ダインに気づき驚く。ダインはイギョムに背を向けさせ、先に岸に上がって服を着る。イギョムもその後を追って服を着て、ダインと共に焚き火にあたった。

三人はカン県令が治める県城の外れに到着する。夜、チュンサムが森の中で用を足していると、突然イノシシが現れる。チュンサムは慌てて逃げ出すが、イギョムは弓矢でイノシシを仕留める。

翌日、イギョムはイノシシを担いで県城に入り、カン県令に手柄を報告する。カン県令はイギョムを褒め称え、宴会を開いてねぎらう。カン県令の息子、カン・ジョンギルはダインに目をつけ、酒を勧める。

宴もたけなわになった頃、ギルチュンは酔い始め、ダインはその隙に席を外し、サウォルを探す。イギョムの元に戻ったダインは、サウォルが妊娠していることを伝える。再びサウォルの元へ戻ったダインは、彼女の弟、チュスについて話す。サウォルは動揺し、無実の弟を助けてほしいとダインに頼む。

チュンサムは県衙の外をうろついていると、役人たちが民衆をいじめている場面に遭遇する。誤って御史の令牌を落としてしまい、役人たちは恐れおののいて謝罪する。チュンサムはそのまま役人らを叱りつける。役人の一人はカン県令の元に戻り、新たな暗行御史が来たことを報告する。カン県令は山賊の頭のソ・ヨンに暗行御史の排除を依頼する。ギルチュンはイギョムを森に連れ出し、捕らえた民衆を逃がし、それをイギョムに見せながら射殺して楽しむ。

夜、ダインはギルチュンから暗行御史が殺されたことを聞き、急いで宿に戻るが、イギョムとチュンサムは無事だった。ダインはサウォルをイギョムに会わせる。サウォルが秘密を打ち明けようとしたその時、何者かが放った矢がサウォルに命中する。

第2話 感想

第2話では、ソン・イギョムとホン・ダインの関係性が少しずつ変化していく様子が描かれ、物語に深みが増しました。当初、ダインを妓生だと勘違いしていたイギョムですが、共に旅をする中で彼女の真摯な姿に触れ、徐々に心を開いていく過程が丁寧に表現されています。特に、水浴びのシーンでのハプニングは、二人の距離を縮める重要な場面だったと言えるでしょう。

また、今回のエピソードでは、カン県令とその息子、ギルチュンの悪行が明らかになり、物語の緊張感が高まりました。罪のない民衆を弄ぶギルチュンの残忍な行為は、視聴者に強い衝撃を与えたはずです。一方で、チュンサムが偶然にも御史の令牌を落とし、役人らを叱りつけるシーンはコミカルな要素も含まれており、物語全体のバランスを保っています。

サウォルの妊娠、そして弟の冤罪という新たな謎も提示され、今後の展開がますます気になります。特に、サウォルがイギョムに秘密を打ち明けようとした矢先に何者かに射殺されるという衝撃的なラストシーンは、視聴者の心に大きな疑問を残しました。一体誰が、何のためにサウォルを殺害したのでしょうか?そして、サウォルが抱えていた秘密とは一体何だったのでしょうか?今後のストーリーでこれらの謎が解き明かされることを期待したいです。

つづく