第4話、ソン・イギョムとその従者チュンサムは、カン・インチュンとその息子カン・ジョンギルの裏切りにあい、捕らえられ、労役として厳しいファオム山へ送られるところから始まります。彼らは暗行御史の身分を明かしましたが、姜親子はそれを無視。ホン・ダインも救出を試みますが、逆にカン・インチュンに軟禁されてしまいます。
ファオム山では、山賊の頭ソ・ヨンと呼ばれる男が、朝廷の禁令を無視して、労働者たちに無理やり鉱山で石を掘らせていました。ある日、一人の労働者が偶然金を掘り当てます。ソ・ヨンは大喜びし、この山には大量の黄金が眠っていると確信します。ソン・イギョムはこの状況から、違法な金鉱採掘が行われていると推測します。
一方、皇帝は暗行御史が襲われたことを知り激怒し、姜親子を捕らえるよう軍隊を派遣します。その頃、ホン・ダインは密偵に救出され、別の御史と共にファオム山へ潜入する計画を立てます。密偵は労働者に扮装しますが、どう見ても普通の人には見えません。しかし、ホン・ダインの指導を受け、なんとか労働者の振る舞いを真似ることを覚えます。
ファオム山で、ある労働者がソン・イギョムに、姉のサウォルの妊娠について話します。ソン・イギョムはこの労働者がサウォルの弟だと気づき、サウォルが既に亡くなっていることを伝えます。弟は悲しみに暮れますが、ソン・イギョムはサウォルの子供は安全な場所に預けられていると慰めます。
その後、ホン・ダインは酒やご馳走を積んだ車で採石場へやって来て、敵を油断させようとします。守備兵たちは贈り物を見て警戒を解き、ホン・ダインを通します。ソ・ヨンはホン・ダインの美貌に目をつけ、言い寄りますが、ホン・ダインはあらかじめ酒に睡眠薬を仕込んでいました。ソ・ヨンとその手下たちが眠り込むと、密偵は行動を起こしますが、捕まってしまいます。
その時、ソン・イギョムはチュンサムと共に駆けつけ、カン・ジョンギルと激しい戦いを繰り広げます。混乱の中、ホン・ダインは労働者たちを解放することに成功します。窮地に陥ったカン・ジョンギルはホン・ダインを人質に取って逃げようとします。追跡劇の末、カン・ジョンギルは自分の身を守るため、ホン・ダインを崖から突き落とします。幸いホン・ダインは木の枝につかまります。ソン・イギョムは急いで手を差し伸べますが、二人が崖を登ろうとしているまさにその時、カン・ジョンギルが忍び寄り、ソン・イギョムの首に剣を突きつけます。再び緊迫した状況となります。
第4話の感想
第4話は、息もつかせぬ展開で、まさに手に汗握るエピソードでした。姜親子の裏切りから始まる波乱の幕開け、過酷なファオム山での労働、そしてソ・ヨンとの対峙、と次々に起こる出来事に目が離せませんでした。
特に印象的だったのは、ホン・ダインの機転と勇気です。捕らえられた状況から密偵と共に脱出し、危険を顧みずファオム山へ潜入する彼女の行動力には感服しました。酒とご馳走で敵を油断させる策略も鮮やかで、まさに知略に長けた女性という印象です。しかし、ソ・ヨンの卑劣な罠にはまり、崖から突き落とされるシーンは、思わず息を呑みました。
ソン・イギョムもまた、冷静な判断力と行動力で窮地を乗り越えていきます。労働者たちの状況を把握し、違法な金鉱採掘を見抜く洞察力はさすがです。そして、チュンサムと共にカン・ジョンギルと戦うアクションシーンは迫力満点でした。
つづく