今回の『浪漫ドクター キム・サブ2』第12話も、見どころ満載で息つく暇もなかったですね!トルダム病院に吹き荒れる嵐はますます強くなってきて、もう目が離せません!
不穏な動きと引き抜きの影
まず、あのコサン大学病院のト理事長、相変わらず腹黒い!パク・ミングク教授を操ってると思いきや、今度はソン・ヒョンチョルを使ってキム・サブ師匠とパク教授を仲違いさせようと画策。漁夫の利を狙うなんて、ほんとイヤな奴!ソン・ヒョンチョルはキム師匠に近づいて、手首の不調をパク教授から聞いたと揺さぶりをかけ、さらにト理事長がトルダム病院を潰してリゾート型医療施設にする計画まで暴露!キム師匠もさすがに驚きを隠せない様子でした。
一方、パク教授はソ・ウジン先生に「うちに来ないか?」とスカウト。でもウジン先生は、チャ・ウンジェ先生のことを思うと、なかなか決断できないんですよね。ウンジェ先生のお兄さんの医療ミスを知ってしまったウジン先生、彼女の情熱を考えると、どうしても言い出せない…。
さらに、パク教授の息のかかったヤン・ホジュン先生が送り込んだヒョンジュンって男が、パク・ウンタク看護師やユン・アルム先生たちトルダムのスタッフを高給で引き抜こうと暗躍!でも、ほとんどのスタッフは「ふざけんな!」って感じで相手にしませんでした。さすがトルダム魂!ただ、チョン・インス先生はちょっと心が揺らいでるみたいで心配…。
閑散とする病院と広がる噂
パク教授の方針で、トルダム病院は急患を受け入れなくなり、院内はガラーン…。スタッフたちも手持ち無沙汰で、「キム師匠が手術できないらしい」「ナム先生がクビになったって!」なんて不穏な噂が飛び交います。オ・ミョンシム看護部長がみんなを集めて話を聞こうとしたところに、キム師匠が登場!このタイミング、さすが師匠です。
ミョンシム師長は、引き抜き屋ヒョンジュンの名刺をチャン・ギテ院長に渡して、これ以上スタッフを動揺させないよう釘を刺してくれと頼みます。
ウンジェの苦悩とウジンの涙
ウジン先生は、ウンジェ先生にお兄さんのことを話そうとしますが、タイミング悪くお母さんから電話が。結局、また言い出せずじまい。
そのウンジェ先生、駅にお母さんを迎えに行くと、開口一番「お兄ちゃんのことよ!ウジン先生から証拠映像をもらってきて!」と衝撃の事実を告げられます。お兄さんの医療ミス…ウンジェ先生、茫然自失です。
そんな中、ウジン先生は引き抜き屋のヒョンジュンとバッタリ遭遇!このヒョンジュン、実はウジン先生の大学時代の先輩で、過去に何か因縁がある様子。「お前のせいで俺の人生はめちゃくちゃだ!」と詰め寄るヒョンジュンに、ウジン先生も「先輩こそ金のために医者の魂を売った!」と応戦。尊敬していた先輩の変わり果てた姿に、ウジン先生は一人、ロッカールームで号泣…見てるこっちも辛かった…。
ウンジェ先生は病院に戻り、ウジン先生が何か言おうとしていたのが兄のことだと察します。でも、今は聞けない…。
キム・サブ、反撃開始!
ミョンシム師長は、ナム・ドイル先生が本当に解雇通知を受けていたことを知り激怒!そこにキム師匠も現れ、その通知書をビリビリに破り捨てます。「解雇するならパク・ミングク本人が直接言いに来い!」と。でも、ナム先生は病院の決定だと諦めモード…。キム師匠も悔しそうでした。
そして、いよいよ金曜日。一番忙しいはずの日に、急患が来ないよう指示が出されます。でも、パク・ウンタク看護師はいつも通り準備を怠りません。アルム先生からの応援メッセージも心強い!
パク教授はVIP患者(御曹司?)の難しい手術を計画し、ウジン先生を会議に参加させます。でもウジン先生は、患者より自分の名声しか考えていないようなパク教授のやり方に真っ向から反論!「医者としての資格があるのか!」と詰め寄り、一触即発の雰囲気に!
師匠の檄!ウンジェとウジンの覚醒
急患が来なくて暇を持て余すスタッフたち。そんな時、突然キム師匠が「準備しろ!新しい救急ホットラインを開設した!」と宣言!キターーー!これぞキム・サブ師匠!あっという間に病院はいつもの戦場のような忙しさに戻り、ミョンシム師長はすぐにナム先生を呼び戻します。
心筋梗塞の患者が運ばれ、ウンジェ先生とウンタク看護師が懸命に処置。そしてキム師匠は、なんとウンジェ先生に執刀医を任せます!「え…私が!?」と動揺するウンジェ先生。急いで鎮静剤を飲みますが、お母さんからの着信が鳴りやみません。でも、ウンジェ先生は出ない!
一方、ウジン先生は特殊な外傷(資料では「气枪吹肝门」とありますが、かなり重篤な状態のようです)の患者を担当。キム師匠はウジン先生とウンタク看護師にこの手術を託します。
手術室前では、麻酔科のシム・ヘジン先生が「あなたに執刀は無理!」とウンジェ先生の行く手を阻みます。過去の手術室での失神を持ち出して…。でも、そこに駆けつけたナム先生が「俺の患者だ、口出しするな!」と一喝!ウンジェ先生を連れて手術室へ!かっこよすぎます、ナム先生!
キム師匠の「やれるぞ!」という力強い励ましを受け、ウンジェ先生は手術に臨みます。途中、予期せぬトラブル(移植部位の漏れ)が発生しますが、キム師匠の的確なアドバイスとサポートを受け、見事に手術を成功させました!自信を取り戻したウンジェ先生の顔、輝いてましたね!
ウジン先生の手術も完璧!ミョンシム師長も「外科の天才ね!」と大絶賛。キム師匠、ミョンシム師長、ナム先生は、二人の成長を頼もしく見守るのでした。
涙の決別、そして新たな一歩
手術後、ウンジェ先生のお母さんがウジン先生を待っていると聞き、駆けつけるウンジェ先生。母と娘は激しく口論になります。「もうお母さんの言いなりにはならない!医学部だって本当は嫌だった!兄さんの問題は兄さん自身が解決すべき!」と、今まで溜め込んでいた想いをぶつけます。お母さんにも、ウジン先生にも、もう兄のことで関わらないで、と。
外で待っていたウジン先生の前で、ウンジェ先生は泣き崩れます。ウジン先生は、そんな彼女をそっと抱きしめるのでした…。このシーン、切なかったけど、二人の距離がまた縮まった感じがしましたね。
そしてウジン先生は、パク教授に「チャ・ウノ先生本人が患者に説明すべきです」と毅然と告げます。ウンジェ先生は、兄の代わりに患者家族に謝罪するのでした。
数日後、仕事帰りのウンジェ先生、なんと車がレッカー移動されてる!ウジン先生が一緒に手続きに行ってくれますが、ウンジェ先生がお金を払って戻ってくると、ウジン先生の姿が…? えっ、どこ行ったの!?
ここで12話は終わり!いやー、今回も濃かった!ウンジェ先生の成長と決意、ウジン先生の優しさ、そしてキム師匠の反撃!次回が待ちきれません!
つづく