武科試験、バウに迫る魔の手!
物語は、緊迫の武科試験、火縄銃射撃のシーンからスタート!なんと、我らがバウが、イ・イチョムに買収された男に狙撃されてしまうんです!口から血を流し倒れるバウ…!もうダメかと思った瞬間、彼は執念で立ち上がり、射撃をやり遂げるんですよ!これには王様(光海君)もキム・ジャジョムもビックリ!イ・イチョムはほくそ笑んでる場合じゃないって!
王様は「絶対に黒幕を暴き出す!」と激怒。でも、実はこれ、王様のファインプレーだったんです。事前にイ・イチョムの悪巧みを読んでいた王様は、キム・ジャジョムに命じて、バウに特製の防護服を着せていたんですね!おかげでバウは奇跡的に助かったというわけ。いや~、王様、さすがです!
家に帰ったバウは何食わぬ顔をしていましたが、鋭いファイン翁主(スギョン)は何かあったと気づきます。チュンベも心配で、「イ・イチョムに逆らい続けたら、命がいくつあっても足りないぞ!」とバウを案じます。
一方、バウが生きていると知ったイ・イチョム。意外にも冷静で、「今回は警告だ」くらいにしか思っていない様子。さらに、狙撃犯を息子のイ・ウォニョプがこっそり逃がし、王様には「誤射でした~、杖打ちして流刑でOKでしょ?」なんて報告する始末。これには王様も怒り心頭!
王の密命、それぞれの思惑
王様は、イ・デヨプとバウを密かに呼び出します。デヨプには「父(イ・イチョム)の動きを逐一報告せよ」と命令。デヨプがファイン翁主に想いを寄せていることを知っている王様は、それを切り札に使うんですね…切ない!
そしてバウには、「命拾いしたんだ、翁主も安全な場所にいる。そろそろ恩返しをしろ」と、今回の狙撃事件の真相を15日以内に突き止めるよう命じます。王様としては、イ・イチョムを排除したいけど、殺すつもりはなく、静かに引退してほしいと考えているようです。
チルソンの決意とバウの計略
場面は変わって、バウの家。ヨノクが夫チルソンのために実家の地券を盗んだことがバレて、バウのお母さんに叱られています。でも、地券を渡してもチルソンの確かな情報は入ってこない…。
そんな中、バウは偶然、布店で働くチルソンに再会!チルソンは、ヨノクが貴族に戻ったことを知り、自分も奴隷から平民になったものの、今の姿では会えないと、お金を稼いでから訪ねようとしていたのです。そして、「バウ様のためなら、この布店でスパイになります!」と申し出るんです。泣けるぜ、チルソン!
チルソンから、布店の主人が賭博にハマっているという情報を得たバウとチュンベ。これはチャンス!とばかりに、お得意のイカサマ賭博で主人を罠にかけ、まんまと大量の布を手に入れます。倉庫が空になった主人は、新たな布を仕入れるはず。その仕入れルートこそ、イ・イチョムの悪事の証拠をつかむ糸口になる!とバウは考えます。
ファイン翁主、母との再会へ…?
一方、チュンベはチョ尚宮に好物の干し柿をプレゼント。感動したチョ尚宮は、ファイン翁主のお母さんが昭儀ユン氏であることをチュンベに明かし、母娘を会わせてあげたいと願います。
チョ尚宮はファイン翁主に母への手紙を書かせ、チュンベが宮女に託します。ところが、その手紙はキム尚宮の手に!しかし、キム尚宮は意外にも手紙を止めず、昭儀ユン氏へ届けさせます。娘が生きていると知った昭儀ユン氏は、驚きと喜びで、長年の病も少し回復した様子!
この件はキム尚宮からキム・ジャジョムへ報告され、二人はファイン翁主がバウの家にいると推測。キム・ジャジョム自らバウの家を訪ねますが、チュンベの機転で翁主たちは隠れ、事なきを得ます。でも、キム・ジャジョムは「バウ、何か隠してるな…」と疑念を深めます。
昭儀ユン氏は王様に「なぜ娘のことを隠していたのですか!」と詰め寄ります。王様は事情を説明し、ついに母娘の再会を約束するのでした。よかった…!
悲劇…チルソンに訪れた突然の最期
しかし、幸せな展開ばかりではありませんでした…。免職になってヤケ酒をあおっていたイ・ウォニョプが、帰り道で偶然チルソンにぶつかります。チルソンがかつて自分の家の奴隷だったと知ったウォニョプは、鬱憤を晴らすかのように逆上!チルソンが必死に命乞いをするも、無情にも剣で斬り殺してしまうのです…!
知らせを受けて駆けつけたバウは、チルソンの亡骸を前に激怒!ウォニョプに掴みかかろうとしたその時、兄のイ・デヨプが現れ、バウを制止するのでした…。
いやぁ…まさかチルソンがこんな形で…。あまりにも突然で、悲しすぎます…。バウの怒り、デヨプの苦悩、そしてイ・イチョム親子の非道さ…。次回、物語はどう動くのでしょうか!?
つづく