いやー、もう心臓がいくつあっても足りない!『ハピネス』第12話、見ましたか!? イヒョンの安否が気になって仕方ないセボム、そしてマンションに残された人々の運命は…? 今回も息つく暇もない展開で、まさにジェットコースター! 早速、怒涛の第12話を振り返っていきましょう!(ネタバレ注意!)
イヒョンを想うセボムと、託された想い
病室で、イヒョンが録ってくれた動画を見つめるセボム。何度電話しても繋がらないイヒョンを想い、胸が張り裂けそう…。そんな中、ソユンがお母さんに会いにやってきます。セボムはソユンに付き添いますが、感染を恐れて近づくことはできません。「手術が終わったら会おうね」と約束する母娘の姿に、セボムも胸を打たれます。
ソユンが去った後、ソユンの母親はセボムに心からの感謝を伝えます。セボムが送ってくれた娘の手紙が、どれだけ心の支えになったことか…。そして、「自分がどうなるか分からないから、もう少し娘の面倒を見てほしい」とセボムに託すのでした。うぅ…切ない…。
一方、ハン・テソクはマンション内の状況を確認。感染による死者は2名、感染者も2名という報告を受けます。
セボムはソユンを病院へ送り届け、「きっと良くなる」と励まします。そしてハン・テソクのもとへ。そこで、ソユンの母親の容態が悪化し、まもなく冷凍コンテナに移されることを知らされます。テソクは、セボムの血液から作られた血清(治療薬の試作品?)を彼女に渡します。これが希望の光となるのか…?
セボム、究極の選択!治療薬は誰の手に?
そんな中、医務司令官がセボムを研究施設へ連行しにやってきます。しかし、彼らが目にしたのは、ハン・テソクが自身の妻に治療薬を注射している衝撃的な光景! 司令官は激怒し、テソクに手錠をかけます。セボムの行方を問われるも、テソクは「外出した」とだけ。
実はテソク、セボムを裏口から逃がす手はずを整えていたのです。車と「プレゼント」を用意して…。しかし、セボムは裏口で立ち止まり、踵を返します。そして、なんとソユンの母親に治療薬を注射! 「私だけが特別じゃない、抗体を持つ人は他にもいるはず。でも、ソユンにはお母さんしかいない。イヒョンには私がいるから」と。うわーん、セボム…! あなたって人は…! 事情を察した中尉は、治療薬がなくなった今、セボムがここにいても仕方がないと、彼女の逃亡を手助けするのでした。
テソクは司令官に、セボムがマンションへ向かった可能性を伝え、抗体確保の任務を自分に任せてほしいと懇願します。
衝撃の再会…イヒョン、発症
マンションに戻ったセボム。しかし、そこでナ兄妹から聞かされたのは、信じられない事実…「イヒョンも発症した」と。
実は前日、屋上でアンドリューと対峙した後、イヒョンは変異。しかし意識を取り戻すと、飲んでしまったアンドリューの血を吐き出し、なんとか理性を保ちます。怪我のひどいイヒョンを、ナ兄妹が介抱してくれていたのです。
イヒョンは屋上を確認し、アンドリューが消えたことを確認。一方、マンション内では新たな騒動が。薬でなんとか理性を保っていたオ・ジュヒョンが、グク・ヘソン(602号室の住人?)の腕に噛みつきますが、なぜか変異はしない様子。
イヒョンはオ・ジュヒョンの部屋へ。そこにいたのは清掃員夫婦。イヒョンはオ・ジュヒョンに夫婦の世話をしっかりするよう警告。オ・ジュヒョンが感染していないのは、イヒョンが彼の血に渇望を感じているから…? なんとも皮肉な状況です。
さらにイヒョンは、ドンヒョン(YouTuber少年)を探して駐車場へ。そこで血まみれの棟代表(オ・ヨンオク)に遭遇。彼女がアンドリューの頭を殴打したことを知ります。(でも、アンドリューは生きてるんだよね…)
その頃、清掃員夫婦はオ・ジュヒョンの薬を盗み飲みし、彼の部屋を乗っ取ろうと画策。オ・ジュヒョンを部屋に誘い込み、ナイフで襲いかかります! なんとか逃げ出したオ・ジュヒョンはイヒョンに助けを求め、イヒョンは彼を下の階(ジム?)に隔離します。
自宅に戻ったイヒョンは、ナ兄妹を休ませ、アンドリューとの決着をつける決意を固めます。掃除の途中、無線機を見つけたイヒョンは、セボムに語りかけます。「元気でいるか?」と…。ああ、切ない…。
セボム帰還!愛の力と最後の戦い
そこへ、棟代表がオ・ジュヒョンに取引を持ちかけます。「私の部屋の鍵を壊してくれたら、イヒョンを殺すのを手伝ってやる」と。オ・ジュヒョンは仕方なく従い、ウ・サンヒ(皮膚科医)を人質にとってイヒョンを脅します。血を見て発作を起こしそうになったイヒョンは、慌てて自宅へ!
その時! ドアを叩くオ・ジュヒョンを蹴り飛ばし、我らがセボムが帰還! 「大丈夫、私がいる。一緒に乗り越えよう」とイヒョンを抱きしめ、落ち着かせます。そして、二人は熱いキスを交わすのでした…! きゃー! この瞬間を待ってた!
しかし、感動も束の間、ハン・テソク率いる部隊が到着。感染の疑いがある住民たちが連行されていきます。そして、なんとナ兄(ナ・スミン)に抗体があることが判明し、研究のために連れて行かれることに!
セボムとイヒョンは、棟代表とオ・ジュヒョンをベランダに閉じ込め、キム・セフン(謎の住人)を家に運び込もうとします。イヒョンがドアを開けると…そこにはアンドリューが! アンドリューは銃でイヒョンを脅し、セボムに迫ります。絶体絶命!
その瞬間、セボムは自らの腕を撃ち抜きます! 流れ出る血でアンドリューを発症させ、隙を作った! イヒョンはその隙にアンドリューを撃ち抜きますが、自身も力尽き倒れてしまうのでした…。イヒョーーン!!!
そして、1年後…
時は流れ、1年後。元気に走り回るソユンの姿が。セボムはソユンと一緒に運動し、そばには回復したイヒョンがいます。イヒョンはセボムに告白します。「最初から君が好きだった。これからもずっと。警察官になったのも、君のそばにいたかったからだ」と。セボムが「幸せ?」と尋ねると、イヒョンは笑顔で応えます。
全てが元通りとはいかないけれど、彼らは確かに「ハピネス」を取り戻したようです。良かった…本当に良かった…!