やあみんな!待望の『弱いヒーロー Class 2』がついに始まったね!Class 1の衝撃的なラストから、主人公シウンがどうなっちゃうのか気になって夜も眠れなかった人も多いんじゃない?(まあ、シウン自身が不眠症なんだけど…)

さて、第1話「ニュートンの第三法則」。さっそく、波乱の幕開けとなったウンジャン高校でのシウンの新しい生活を、ネタバレ全開で語っていくよ!

悪夢と転校、そして新たな"戦場"へ

物語は、シウンが精神科医と話しているシーンから始まる。親友のスホがまだ昏睡状態にあること、その悪夢にうなされて眠れない夜が続いていること…もう、冒頭から胸が締め付けられるよね。痛々しいシウンの姿に、こっちまで涙腺が緩んじゃうよ。

そんなシウンが転校してきたのは、ウンジャン高校。前の学校と同じくらい…いや、もしかしたらそれ以上にカオスな雰囲気がプンプンしてる!転校早々、「前の学校で誰か殺したらしいぜ」なんて物騒な噂が駆け巡ってて、ほとんどの男子生徒はビビってシウンを遠巻きにしてる状態。まあ、あのシウンの眼力を見れば、そうなるのも無理ないか…(笑)

新たな学校の"王"と"奴隷"

このウンジャン高校にも、やっぱりいるんだよね、厄介な奴らが。学校のボス的存在、いじめっ子のヒョマン。そして、その手下でパシリのソ・ジュンテ。ジュンテはヒョマンの命令で、クラスメイト全員のスマホを盗むなんていうとんでもない任務を課せられてる。もう、現代の奴隷制度かってくらい、ジュンテはヒョマンに逆らえないみたい。

ヒョマンは、ジュンテが作った「やることリスト」をチェックして、シウンの欄に「手を出すな」って書いてあるのを見つけるんだ。これにブチ切れたヒョマンは、ジュンテをボコボコにして、「今日中にシウンのスマホを盗んでこい!」って命令。ひどすぎる…。

学級委員でもあるジュンテは、先生から返却されるスマホの中から、シウンのスマホを抜き取ってヒョマンに渡しちゃう。罪悪感を感じつつも、逆らえないんだね…。

盗まれたスマホとシウンの"静かな"反応

シウンは自分のスマホがないことに気づくけど、意外にも大騒ぎしない。ジュンテが「知らない?」ってシラを切っても、冷静なんだ。でも、その落ち着き払った態度が、逆にジュンテの罪悪感を刺激するみたい。

放課後、ジュンテはシウンを追いかけて謝ろうとするんだけど、シウンはすべてお見通し。「僕がバカだとでも思ったのか?この臆病者」って、冷たく言い放つんだ。うーん、シウン、相変わらず核心を突くね…。でも、この言葉は後々、ジュンテを変えるきっかけになるんだよね。

その夜、シウンはお母さんと新しいスマホを買いに行く。留学の話も出るんだけど、お母さんはシウンと過ごす時間が足りないことを心配してる。親子関係も、ちょっと複雑なのかな。

翌朝、シウンは病院で眠り続けるスホに会いに行く。眠れないこと、ジュンテを臆病者呼ばわりしたことを、まるでメッセージを送るように語りかけるんだ。「でも、本当は僕の方がもっと臆病者なのかもしれない」って…。シウンの心の傷の深さが伝わってくるシーンだよね。

ニュートンの法則とジュンテの決意

学校で、ジュンテがヒョマンたちにいじめられているのを目撃するシウン。一瞬、前の学校での出来事がフラッシュバックして、いじめっ子たちを叩きのめす自分の姿を想像するんだけど…結局、何もせずに通り過ぎる。まだ、シウンは動けないんだね。

でも、昼休み。ジュンテが、昼食もとらずに寝ているシウンのためにパンと飲み物を持ってくるんだ。「スマホを盗んだのは僕だ。ヒョマンに逆らえないんだ」って告白して、「もう臆病者でいたくない。どうすればいいか教えてほしい」ってシウンに頼む。

ここでシウンが口にするのが、今回のエピソードタイトルにもなってる「ニュートンの第三法則」。「行動がなければ、反作用もない」って。つまり、「何かを変えたいなら、まずお前が行動しろ」ってことだよね。シウンらしい、物理学を用いたアドバイス!

ジュンテ、覚醒!…しかし、代償は大きい

帰り道、ジュンテはニュートンの法則についてスマホで調べる。そして、決意するんだ。翌朝早く学校に来て、ヒョマン一味が盗んだスマホを保管しているキャビネットをこじ開け、全部持ち主に返しちゃう!しかも、一つ一つに謝罪のメモ付きで。やるじゃん、ジュンテ!

もちろん、この行動がヒョマンの耳に入らないわけがない。スマホが全部返されたことを知ったヒョマンは、怒り狂ってジュンテの教室へ!ジュンテも覚悟はできてたみたいで、口の中にパンを詰め込んで(マウスガード代わり?笑)、メガネを外して待ち構える。

ヒョマンに立ち向かおうとするジュンテだけど、やっぱり力の差は歴然で、ボコボコにされちゃう…。見てるこっちも辛いよ…。

そして、"弱いヒーロー"が動く瞬間

その一部始終を、シウンは静かに見ていた。ジュンテがやられる姿が、スホの姿と重なったのかもしれない。

そして、ついにその瞬間が来る。ヒョマンが、倒れて抵抗できないジュンテに椅子を振り上げた、その時!

シウンが、ヒョマンの腕を掴んで止めたんだ!!

かつて、スホが自分を止めてくれたように。今度は自分が、ジュンテのために立ち上がった!ここで第1話は終わり。いやー、最後の最後でシウンが動いたね!これからどうなるのか、ますます目が離せないよ!

つづく