フミンの告白とシウンの共鳴

冒頭は、シウンとフミンがボランティア活動で心を通わせる、ちょっと前のシーンから。ここでフミンが衝撃の告白をするんです。なんと、友達のヒョンタクが元テコンドーの有望選手だったけど、自分のせいで選手生命を絶たれる大怪我をしちゃったって…。ずっと罪悪感を抱えて生きてきたフミン。それを聞いたシウンも、親友スホの件で同じように自分を責めてるから、フミンの気持ちが痛いほどわかるんですよね…。この二人の心の繋がり、グッときます。

悪夢からの目覚め、そして新たな決意

場面は現在へ。屋上での乱闘の後、気を失ったシウンはフミンの家で目を覚まします。フミンが必死で助けてくれたんですね。傷の手当てもしてくれて…。フミンは「もう二度とあんな目に遭わせない」って誓うんだけど、シウンは冷静。「暴力じゃ何も解決しない、誰かが傷つく悪循環になるだけだ」って。シウンらしい…。そしてフミンは、ベクジンとの因縁に決着をつけるため、「負けを認める」っていう、苦渋の決断をするんです。実はこの二人、昔はフミンがベクジンを守ってあげるような幼馴染だったなんて…皮肉ですよね。

ベクジンの非情さと、揺らぐ仲間

一方、そのベクジンはというと…。病院から仲間のソンジンを迎えに行くんですが、心配してるフリして、警察に何を話したかを探るためだった!ひどい!ソンジンもそれに気づいてブチ切れ。「俺たち仲間だと思ってたのに!」って言い残して去っていきます。連合(ユニオン)も一枚岩じゃないってことですね。

束の間の平穏と、忍び寄る影

シウン、フミン、ヒョンタク、ジュンテの4人の友情はどんどん深まっていきます。一緒に勉強したり、バスケしたり、他愛ない時間を過ごしたり…見てるこっちもホッとする瞬間。でも、そんな穏やかな時間は長くは続かないんですよね…。

フミンの元に警察から連絡が。なんと、フミンのお父さんが未成年者に酒を売ったっていう証言がひっくり返された!少年たちが「ID確認されなくてムカついたから、警察署で暴れた」って証言を変えたんです。お父さんは拘留されちゃうし、フミンは警察署でその少年たちが笑ってるのを聞いて、怒りに任せて殴りかかっちゃう…。まさにその時、ベクジンから悪魔のメッセージが。「降伏なんて許さない。お前の仲間と親父を無事にしたいなら、連合に入れ」って…!もう、どこまで追い詰めるんだ!

シウンの苦悩と、母の涙

時を同じくして、シウンの家にはお母さんが。シウンが塾に行ってないこと、顔の怪我のこと…全部バレてました。お母さんは海外の学校への入学許可証を差し出して、「留学しなさい」って。シウンは反発するけど、お母さんは涙ながらに訴えます。「前の学校でのこと、私のせいだって思ってる。心配でたまらないのよ」って…。お母さんの気持ちもわかるし、シウンも心が揺らぎ始めます。

フミン、闇への一歩

ベクジンの脅迫は止まりません。友達と家族を守るため、フミンはついに連合に入ることを決意…。学校にも行かなくなり、お父さんとも口論に。そしてベクジンからの最初の命令は、あのソクナム高校のトップ、通称「ゴリラ」を連合に引き入れること。フミンはナイトクラブでゴリラを見つけ出し、なんと一撃で従わせます…。あの優しいフミンが…。もう見てられない…。

最後の夜と、友の声

シウンが留学に旅立つ前夜。ヒョンタクとジュンテが訪ねてきて、最後のバスケを楽しみます。でも、そこにフミンの姿はありません。シウンが心配して電話すると、フミンは「俺がお前を守るから、何も心配するな」みたいなことを言って電話を切っちゃうんです。その頃、フミンはボーリング場でベクジンたち連合メンバーに迎え入れられていました…。

そして、空港。飛行機に乗る直前のシウンに、ジュンテから電話が。「なあ、シウン。フミンのことも、ヒョンタクのことも、それに…スホのことも、お前のせいじゃないからな」

この言葉、シウンがずっと聞きたかった言葉ですよね…。涙腺崩壊です。この一言で、シウンは飛行機に乗るのをやめるんです!

いやー、もうどうなっちゃうの!?フミンは闇堕ちしちゃうのか?シウンは仲間を救えるのか?次回が待ちきれません!

つづく