友を取り戻せ!シウンたちの決意

前回、衝撃的な形で連合(ユニオン)に加わってしまったフミン…。シウン、ヒョンタク、ジュンテの3人は、フミンを取り戻すことを固く誓うんだ。フミンが連合に入ったのは、自分たちのせいで過去に起きたことへの罪悪感からだと、彼らは痛いほど分かってるからね。

一方、フミンはベクジンの言いなりになるしかなかった。他の学校を脅して連合に引き入れる…そんな汚れ仕事までさせられてる。ベクジンから渡される金を受け取るしかないフミン。父親が警察沙汰で罰金を払う必要があったんだ…。フミンは、昔自分がベクジンにケンカの仕方を教えたせいで、彼がこんな風に歪んでしまったんじゃないかって、苦い思いを噛みしめてる。

シウンたちはフミンの家を訪ねるんだけど、そこで待っていたのはフミンの父親からの心無い言葉。「母親に似て、人の言うことを聞かない役立たずだ」なんて…。シウンは思わず反論する。「フミンは友達思いの素晴らしい奴だ。学校ではみんなと仲良くやってる。もし父親がそんな風にしか見れないなら、問題があるのはアンタの方だ!」ってね。カッコいいぞ、シウン!でも、結局追い出されちゃうんだけど…。

暴かれる連合の黒い実態

フミンの行方を追う中で、彼らはヒョマンから連合の驚くべき実態を聞き出すことになる。なんと、ベクジン率いる連合は、チェ社長っていう裏社会のボスが黒幕だったんだ!チェ社長は、ベクジンが管理するボウリング場や、大成建設という名前で登録されたバイク会社のオーナー。

ボウリング場は、実はマネーロンダリングの隠れ蓑。ベクジンは高校生たちを連合に引き入れ、ボウリング場のアルバイトという名目で高給を払い、チェ社長の汚い仕事を手伝わせていた。その仕事っていうのが、バイクの窃盗!

盗んだバイクは大成建設で改造され、闇市場で新品同様として売りさばかれる。さらに悪質なことに、売ったバイクをまた盗み返し、塗装やナンバープレートを変えて再び闇市場で売るっていう、まさに悪魔のサイクル!

このバイク窃盗ビジネスで得た莫大な金を、ボウリング場を通じて洗浄(マネーロンダリング)してたわけだ。連合のメンバーが抜けられないのは、金だけが理由じゃない。チェ社長が、彼らの犯した罪の記録をすべて握っているからなんだ…。恐ろしい組織だよ、まったく。

シウン vs ベクジン、そしてフミンの選択

真実を知ったシウンは、フミンのことを問いただすために、単身ベクジンの待つボウリング場へ向かう。ヒョンタクとジュンテには「俺から連絡があるまで動くな」って言ったんだけど…心配性の二人は、シウンの言葉を無視して大成建設を探りに行っちゃうんだよね。これが後で大変なことになるなんて…。

ボウリング場でベクジンと対峙したシウン。「なぜフミンを狙う?フミンはお前のことを唯一理解してくれる存在だから怖いんだろ?だから側に置いて支配したいんだ」って、核心を突く。さらに「フミンをお前は唯一の友達だと思ってるかもしれないが、フミンも同じ気持ちだと思うか?」って問い詰める。一瞬、ベクジンの表情が揺らぐんだけど、すぐにいつもの冷徹な顔に戻る。

そしてベクジンが見せたのは、大成建設の監視カメラ映像!そこには、連合の犯罪の証拠を探して書類室に忍び込んだヒョンタクとジュンテが、ベクジンが送り込んだ連合メンバーに襲われている姿が…!

怒りに燃えるシウンは、近くにあった武器を手にベクジンに襲いかかろうとする。でも、連合の幹部クラスには、いつもの戦法が通用しないことを悟る。

その時!フミンが現れて、シウンをボウリング場から引きずり出すんだ。「ヒョンタクとジュンテが危ない!」と伝えるシウンに、フミンは「先に行け」と告げる。

実はその日、フミンはベクジンからバイクを盗むよう指示されていたんだけど、手ぶらで戻ってきていた。「もうアンタのためには動かない」と。そして、こう言い放つんだ。「俺たちの関係に何をしようが勝手だが、もう昔のようには戻れないってことを知っておけ。俺は二度とお前の友達にはならない。二度と連絡してくるな!」

逆上したベクジンが襲いかかろうとするけど、フミンの反応の方が速い!フミンはベクジンの顔面に強烈な一撃を食らわせて、ボウリング場を後にする。ついに決別したんだね!

仲間たちの奮闘と、衝撃のラスト…

一方、大成建設では、ヒョンタクとジュンテが盗難バイクの台帳を発見!でも、脱出する前に連合の連中に囲まれちゃう。ドンハやソンモクもいるぞ!ヒョンタクは多数相手に奮闘し、意外にもケンカ慣れしてきたジュンテも加勢して、なんとかその場を脱出!でも、連合の追手はすぐそこまで迫ってる!

そして、物語は衝撃のラストを迎える…。シウンの元に病院から電話が。「スホが危篤状態で、保護者と連絡が取れない」と…。親友の危機に動揺したシウンは、道路を渡る際に注意を怠ってしまう。道路の真ん中で立ち尽くすシウンに、一台のトラックが猛スピードで迫ってくる…!

つづく